地域通貨TARCA運営委員会規約

平成24年11月21日

(名称)

【第1条】本組織は,「地域通貨TARCA運営委員会」(以下「運営委員会」)と称する。

 

(設立目的)

【第2条】運営委員会は,小樽市内の地域・ボランティア活動,商業,観光などに関する情報収集・発信と地域通貨の発行・流通を同時に行うことによって,様々なネットワークを構築し地域活性化を図ることを目的とする。

 

(事業)

【第3条】運営委員会は,第2条で掲げた目的を達成するために,以下の事業を遂行する。

  1. ICT(情報通信技術)を活用し,小樽市内の地域・ボランティア活動,商業,観光に関する情報の収集と発信を行う。
  2. スマートフォンやTablet PCを用いた地域通貨決済システムの導入により,地域・ボランティア活動と商業・観光活動の連携および活性化を図る。
  3. 上記に掲げるもののほか,第2条で掲げた目的を達成するために必要な事項に関すること。

 

(組織構成)

【第4条】運営委員会は,別表に掲げるものを委員として構成する。また,本事業を行うにあたり,運営委員会のほか,協議会および企画・運営実行班を設ける。運営委員会は,事業全体を組織・運営すると同時に,協議会の開催や企画・運営実行班をサポートする。

 

(役員)

【第5条】運営委員会は,(1)代表 1人,(2)副代表 1人,(3)監事 2人,の役員を置く。運営委員会の代表,副代表,および監事は,委員の互選により定める。

 

(役員の職務)

【第6条】代表は,運営委員会を代表し,本事業の全体を統括する。委員は,代表を補佐し,代表不在もしくは事故があるときは,あらかじめ代表が指名する順序により,その職務を代理する。監事は運営委員会の会計を監査する。

 

(任期)

【第7条】役員および委員の任期は,運営委員会の目的が達成されたときまでとする。ただし,補充選出により就任した役員の任期は,前任者の残任期間とする。

 

(アドバイザー)

【第8条】運営委員会にアドバイザーを置く。アドバイザーは,学識経験のあるもののうちから,代表が委嘱する。アドバイザーは,運営委員会の事業に関して,助言や調査研究の支援などを行う。

 

(協議会)

【第9条】協議会は,定期的および臨時に開催される。委員長が参加者を招集し,協議会の議長を務める。地域通貨勉強会の参加者,一般市民,事業者などが自由に参加することができる。議決は運営委員会の半数以上が出席し,その議決権の過半数で決するものとし,可否同数の時は議長がこれを決する。また,協議会では,法律や規約で定めるもののほか,次の事項について審議し,議決する。

  1. 本事業に関する企画案
  2. 本事業に関する企画の実施計画
  3. 本事業に関する予算及び決算
  4. 運営委員会の規約の制定および改訂
  5. 上記に掲げるもののほか,本事業に関する重要事項

 

(企画・運営実行班)

【第10条】企画・運営実行班は運営委員会の代表より選出され,事業の具体的な企画・運営等に携わる。その他,必要に応じて,サポーターを要請する。

 

(会計年度)

【第11条】会計年度は運営委員会を設立した日から,その年度末までとする。次年度も事業を継続する場合は,4月1日から年度末までとする。

 

(事業経費)

【第12条】運営委員会の経費は,委託経費,協賛金,その他の収入からなる。

 

(解散)

【第13条】運営委員会は,本事業の目的が達成されたときに解散する。

 

(事務局)

【第14条】運営委員会は,事務局を〒047-0032 北海道小樽市稲穂3丁目15-5 (株)K2内に置く。

 

(その他)

【第15条】この規約に定めるもののほか,運営委員会や本事業に関し必要な事項は,代表が協議会に諮って定める。

 

附則

  1. この要項は,平成24年11月21日から施行する。
  2. この要項は,本事業の終了年度の末日をもって,その効力を失う。

 

(別表)

【第4条関連】

役員 氏名 所属 役職
代表 湊 かおり 100おたる 代表
副代表 中山 仁史 (株)K2 代表
委員 安斎 哲也 小樽市議会議員
永岡 朋子 小樽観光協会
盛合 将矢 FMおたる
東谷 秀二 たるぽん 編集長
村井 祐三 かくてるの森 みちくさ マスター
監事 赤間 元 小樽観光協会 理事
佐藤 寿志 佐藤寿志税理士事務所
アドバイザー 江頭 進 小樽商科大学 教授
沼澤 政信 小樽商科大学 准教授
木村 泰知 小樽商科大学 准教授
宮﨑 義久 小樽商科大学 学術研究員